安保法案に国民は何を思うかと言う記事がありました。
共同通信が行った
世論調査によると、安保法案の強行採決に対し、7割以上が「よくなかった」と回答。内閣支持率は37.7%と、6月の47.4%から急落したそうですね。
【図解・行政】衆院を通過した安全保障関連法案(2015年7月) - 時事通信
そりゃあ、そうでしょう。
分かりにくい言葉で説明するのですから、私でもさっぱり分かりませんでした。
安保法制の採決について質問した
Yahoo!ニュースの意識調査では、7月19日時点で30万票が集まり、52.6%が反対と回答しているんですね。
つまり、過半数を超えている訳ですね。
ただ、急ぐ背景は理解していますが、・・・・・・・。
主なコメントの中に
「戦争は勝手に起こるものではないし、独りでやるものでもありません。この法が無条件に戦争を起こすのではなく、日本と他国(または他国と他国)の対立構造が戦争の引き金になるのです。安倍政権を無批判に批判するのではなく、これからの政策や指針を 見守っていく姿勢が必要ではないでしょうか?」
とありましたが、
「この法が無条件に戦争を起こすのではなく、日本と他国(または他国と他国)の対立構造が戦争の引き金になるのです。」とおっしゃる訳ですが、その通りですね。
「法治国家としては、現憲法にてらして少し残念です。やはり、正論として改憲論議から入っていく べきではなかったかなと思う。ただ、今回の法案を急ぐ背景には、中国及び北朝鮮等の非常識国家の活動があったと思う。自国内では伊豆諸島でのサンゴ略奪事 件、民間船の領海侵犯事件等列挙にいとまがありません。戦争は反対ですが、これまでの日本政府の対応はあまりにも無力でみじめでなりませんでした。はっき りいってなめられていますので、今回の政府の対応は大賛成です。」
とあり、まさに私が言いたい事と重なります。
本来は、改憲論議から入るべきなのですが、国民全体を見るとまだそこまで機が熟しているとは思えないんですね。
それは、投票率の低さからでも分かる訳です。
「反対」の意見
「この法案は、自国の軍事負担を軽減させようとするアメリカの意向に沿ったものでしかない。 憲法違反は明らかだが、それによる法治をないがしろにしても、アメリカの尻について戦争をしようとする安倍政権は、国益を損するという意味でも許しがたい。」
とありましたが、
確かにアメリカに意向に沿ったものかも知れませんが、憲法違反ですし、法治を蔑ろにしていますね。
但し、日本が平和で居られるのは憲法9条のお蔭ではなく、日本にアメリカ軍が駐留しているからなんですよ。
日本に居るアメリカ軍を攻撃すれば、アメリカは黙ってはいないでしょう。
ですから、日本に駐留しているアメリカ軍はいずれ撤退しますので、現在のところ、改憲が進んでいない現状ではこの法案が国益を損するとは考えにくいです。
アメリカ軍が去った国は、例えばフィリピンです。
内戦ゲリラの増殖、他国からの沿岸の占領とかで悲惨です。
だから、日本にも軍隊は必要なのです。
「安保法制案についてども世論調査でも反対、慎重審議の声が多数です。また特別委員会での安倍首相、関係閣僚の答弁はまともに答えているとは思えない。特に、安倍首相の答弁は意味不明、多弁を労しているだけで時間かせぎと受け止められても仕方ないのでは。これで審議時間は100時間をこえたから強行採決とはとても国民は納得できないのは当然なのでは。 」
とありますが、
強行裁決と言う言葉はちょっとなあと思います。
慎重審議の声が多数とか?強行裁決とか言う以前に、すでに自民党は選挙に勝利して過半数を越した席を獲得している訳です。
色々なコメントを読みますと私も本来は反対ですが、背景を考えますと賛成せざるを得ないんですね。
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