写し？ 2016/01/03 (Sun)

私が創価学会を離れる時は、その創価学会が拠り所としている日蓮正宗からは破門され、そして、創価学会系新聞に時のご法主日顕上人様を合成写真による「捏造」で貶めるのを見たのがきっかけでした。http://www.toride.org/gosei/gsqt.htm#2　

それと、止まらない財務に創価学会に疑いを持ち出しました。
３０歳の始め頃だった様に思います。

そして、私の知り合いの学会員が人間革命に載っており、びっくりしました。
それは、聖教新聞に体験談として載っていた内容がそのままそっくり人間革命に文章として載っていましたので、池田先生が書いたものではなくて他の者が書いたものだという証拠が得られて確信を持ちました。

これでは、完璧な詐欺ではないか？と思い、脱会を決意したものです。
ちょうど、引っ越しを機会に一切組織に関わらなくなりました。
そうしているうちに、以来、だんだんと興味がなくなっていき、私は冷静になっていって創価学会の姿が良く分かるし、今日に至ります。
高校生３年生の時に、日蓮正宗創価学会に入信ですから12～13年で目覚めた事になりますが、創価学会から離れて２５年前後の時が流れました。
ですから、受けたダメージはそれ程ありません。

創価学会を離れるのであれば、まずは師匠としての「池田先生」への呪縛から離れる必要があります。
そして、聖教新聞、大白蓮華と言う媒体を通しての「池田教」「池田哲学」から離れ、仏法という根本の処へ立ち返るべきであって、日蓮正宗に帰属していくか？あるいは、他の道へ行くか？選択肢に迫られていくと思います。

「池田教」「池田哲学」にみられる池田思想の依って立つものが日蓮大聖人の仏法だと言う事であれば、日蓮大聖人の仏法へ立ち返るしかありません。

しかし、日蓮大聖人の仏法を突き詰めていけば、おのずと創価学会だけの問題ではなく、日蓮正宗の抱えている問題でもあります。

仏法とは何か？と言えば、宇宙の法を説いたものと言われておりますが、実は言葉で顕されている以上は「真実」と言う実体の写しである事が分かります。

「写し」である以上は、おのずと限界があるのではないでしょうか？
かなり難しい仏法を言葉で理解しても、人間の魂の進化に役に立つか？どうか？は正直疑問ですし、別次元と言うか？別問題の様に思われてなりませんが、その点は如何でしょうか？

今では、人間のエネルギーや意識をチェックする器械もありますし、科学も進歩してきました。
それによる検証も必要でしょう？

世界にある色々な宗教は、実は真実の写しである事が分かります。
役には立ちますが、人生の目的ではありません。

言葉で顕している宗教は、すべて鏡に自分自身の顔が映っている様なもの、いわゆる自分の顔の写しの様なものです。

自分自身の肉体だって、見えないエネルギーがお父さんお母さんの肉体、いわゆる物質を借りて形成している様なものであり、結局は見えないエネルギーの写しなのです。

真実なるものは、宗教も何もありません。
それらにとらわれる事もありません。
そこに存在しているのは、ただエネルギーがあるのみなのです。

思考も意識も魂も結局はエネルギーなのです。
形も何もありません。
それが真実なのですから。

この世にあるものは、すべて写しですから無常の世界なのです。
仏法もそうですが、宗教と言うものは鏡に映っている自分の顔の様なものと思って間違いありませんね。

大事な事は、細かい事にとらわれずにみんなで仲良く幸せになっていこうと言う事ですね。