旧約聖書の「列王記下」
①
『
ヒゼキア(ユダヤの王)が死の床につき、神に祈り、病める腫物の上に「干しいちじくのかたまりをのでよ」という教えによってよみがえり、その後15年生き長らえた』
②
38:1 そのころ、ヒゼキヤは死の病にかかった。
預言者、アモツの子イザヤが訪ねて来て、「主はこう言われる。『あなたは死ぬことになっていて、命はないのだから家族に遺言をしなさい』」と言った。
(省略)
38:21
イザヤが、「干しいちじくを持って来るように」と言うので、人々がそれを患部につけると王は回復した。
③
1 そのころ、ヒゼキヤは病気になって死にかかっていた。アモツの子預言者イザヤは彼のところにきて言った、「主はこう仰せられます、『家の人に遺言をなさい。
(省略)
7
そしてイザヤは言った、「干しいちじくのひとかたまりを持ってきて、それを腫物につけさせなさい。そうすれば直るでしょう」。
東風睦之(こちむつゆき)博士は、クリスチャンでしたので旧約聖書の記述に興味を抱いてヒントを得たそうです。
死 ぬほどの腫物なら癌に違いないと言う事で、その癌にイチジクが効くと言う事をこの聖書は示しているのではないか?という事で、イチジクの実をしぼった液 をネズミに注射するなどの実験をくり返し、有効であるという確信を得て、イチジク溶液から抽出した揮発油成分をがん患者に注射する治療を続け、一定の効果 をおさめたそうです。
そこで理化学研究所と共同で、その有効な物質は何か?と研究、その正体の一つがベンズアルデヒドであることを突きとめた様です。
2012/08/11
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