エジプトの死者の書を読んだのはいつ頃だったのでしょうか?良く覚えていません。
ちょうど20歳前後だった時に、私は病気で3ヶ月の入院をしていました。
それからの1年後も再入院する事になり、この入院生活はとても長かったのです。
半年は入院したでしょうか?
それから退院してもすぐに仕事が許されませんでした。自宅での療養生活が大切となりました。
その様な退屈な生活を余儀なくさせられ、周りの元気で仕事をしている人達や遊んでいる人達を見てはとてもうらやましいと思ったものです。
しかし、後になって振り返ると、人生にとって最も根本的な課題を突き付けられていた様です。
何故か?と言いますと、ちょうどその頃は人間死後の生命について思索をしていた頃だからです。後々に、エジプトの精霊と出会うことになるとは、夢にも思わずでした。
それは、私が入院した事がきっかけでした。
私が半年も入院した部屋は、なんと死体安置室や解剖室の隣だったからです。
そりゃあ!隣のおばちゃん、おじちゃんなんかは、幽霊を見たとか?の話も持ちきりでした。
幽霊と出会った頃は、その時点では彼らが幽霊とは思わず、てっきり人間だと思ったそうな!
それが、すーっと消えて行って幽霊だと分かった時は、「ぎゃあー!!」と騒いだそうな!!
そりゃあ!そうですなあ!!(笑)
そんな訳で、入院していた頃は私も良くうたた寝する事が多く、起きている様な寝ている様な?夢ではないような夢を見ている時よりはもっと現実的でしたが、とても不思議な感覚でした。
こう言う事が何回も続きました。
あっ!もう帰らないと~と思った時点で、しばらくして現実に戻され目覚めてみるとまだ真昼なのでした。
そして、意識の旅をした時は長くかかっていたのに、実際はそんなに時間が経っていないのに本当に驚きます。
不思議な事があるものです。
さすがに、仕事やその他で忙しく現実に生きている現在、そう言う事はまずありません。
ですから、とても稀な体験をしたということになります。
後に、ケビンさんに出てくるアトゥンレイさんと話をした時は、別に違和感が無かったんですねえ。
エジプトでは人間の意識体の事をどの様に呼んでいたか?
確認のため、本棚から「エジプトの死者の書」を取りだし、紐解いて見ると霊魂として「バー」と呼ばれていたそうです。
そして、霊魂と人間との中間状態が精霊で「カ」と呼ばれていました。
霊魂「バー」と、精霊「カ」と言う様に両者は区別されていた様です。
せっかくですから、「エジプトの死者の書」とは、どの様な事が書かれていたか?少し紹介しょうと思います。
「死者の書」と言う言葉を聞くと、恐らく変な奇書だと思うかも知れませんが、世界中に色々な「死者の書」がある様ですが、そう多くはありません。
日本では、「高知の死者の書」と言うのがあるくらいです。w(゚o゚)w
200年前の科学者によって書かれたエマニエル・スウェーデンボルグによる「霊界探訪記」もあります。
「チベットの死者の書」もあります。
色々ありますが、その中で最も古いのは、「エジプトの死者の書」です。
この奇書は、今から6000年前に発見され、当時は棺上にすべて絵文字で書かれていたそうです。
そう言った墓石や棺の上の絵文字を収集、解読して古代の学者によってエジプトの「死者の書」として編纂された様です。
私が読んだ本は、大英博物館のエジプト学部長のウォリス・バッジ博士が苦労してまとめた本です。
この本は「アニ」と呼ばれる人物の、死して霊界を見て来た体験が霊媒を通して語られ、すべて絵文字で記録された様です。
それにしても、エジプトと言う国は本当に不思議な国ですね。
何故?あれほどエジプト人は、ミイラを作ったりピラミッドやスフインクスを作ったり、埋葬の際には豪華な品物を供えたりしたのでしょう?
かく言う私は、大昔のエジプトに生きていた時代があったんですけれど~・・・・・・・
当時はヒーラーだった様で、でも何も覚えていませーん。
序章 アニの霊の告白
①アニと言う人物は、王宮の書記生だった様で紀元前4~5千年頃と言う事で歴史的に確認されているそうです。
つまり、実在の人物ですね。
そう言えば、アトゥンレイさんもエジプトの神官だったと聞いていた様な?
②霊になると、人間であった時の記憶を思い出すには「肉体にあった時の記憶を想起する法」によって出来るそうです。
③もう一つ、「人体出現の技術」と言うのがあるそうです。
霊は、この技術によって人体に出現し、人間と話をすることが出来るそうです。
そして、この時に人間だった時の記憶が記憶想起法以上に鮮明に蘇ることがあるそうです。
④霊は、霊界に居る時の普段は、「バー」(霊)の状態で霊としての生活をしている。
⑤人体出現の時は、「バー」(霊)の状態よりかなり人間に近い「カ」(精霊)の状態に変換して、人間と話しをする。
⑥霊達も、人間と話をしたくなる事があるそうで、何故そうなるのか?は分からないとの事、霊界の事も伝えたいらしい。
⑦その為、霊媒などのあの世とこの世との橋渡しをする語り部は昔から存在していた様で、そう言う役割の人が居る様です。
更に、霊と人間が合体したような存在がありました。それが「霊人」です。
日本では明治の時代でした。
① 霊人は、一切「食物」や「飲物」を必要としない。従って、「排泄作用」もない。
② 霊人は、人間界の常識とは逆に、だんだん若返っていって「20歳」が最高年齢(最長老)であること。幼くして死んだ者は、だんだん成長していくが、やはり「20歳」で年齢は止まる。
③ 霊人は、「山を崩し、岩を砕いてしまう」ほどの恐るべき力を備えている。
④ 霊人にとって「匂い」は、その霊格の反映であること。霊格の高い霊人ほど芳香を好むものであり、いつも快い香りに包まれている。
⑤ 霊人にとって「音」もまた、その霊格や霊界における状態を反映していること。霊格の高いものや幸福な状態にあるものは、妙なる音色に包まれる。
⑥ 霊人は、念じさえすれば、瞬時に思うままの場所へ移動出来るばかりでなく、時空間を越えて、「過去」や「未来」の事まで知ることができる。
⑦ 特別の使命を帯びて人間界に現れた霊人は、その使命を全うした時期に霊界からお迎えの日を知らされるものであること。
⑧ 霊界において“良いポジション”を得られる性格は、「素直さ」「屈託のなさ」「無私の心」であること。
彼女が伝えたかったのは、「愛」でしょうねえ。
最後に、香港在住の友人が直感能力者であり、著者エリック・パールの「リコネクション」の話がありました。
その本文の中に
ヒーリングとは、「方法」でも「理由」でもなく、またそれは、秘訣でもない。
それは存在の状態である。
だから恐れとともに、光と情報の中へと踏み込んでほしい。
愛が恐れを癒し、恐れが愛に変容する──愛こそが癒す者なのだ。
あなたは観察者であると同時に観察されるものであり、愛するものであると同時に愛される者であり、癒す者であると同時に癒される者なのだ。
相手と一つになり、自らをも癒す。
あなた自身を癒すとき、あなたは他の人をも癒す。
そして他の人を癒すとき、あなたは自分自身を癒す。
切り離されていたものと再びつながり、他者を癒し、そして自分自身を癒してほしい。
説明するのが難しいことは、奇蹟がおのずから語ってくれるだろう。
これを皆さんに贈りたいと思います。PR
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